「本を読む」「動画を観る」では視覚が奪われるので、集中して勉強しなければなりません。
しかし音声の「ポッドキャスト」であれば「ながら聴き」ができます。
これからご紹介するポッドキャストを「ながら聴き」するだけで、初心者の方は暗号資産を学ぶことができます。
「ビットカジノファン無料版プレゼンツ 四千頭身・石橋の暗号資産勉強中」は、忙しいあなたにピッタリ。
この記事を書いた人
りーまん
・中卒でラジオ制作会社に入社して10年勤務
・ワイド番組、スポーツ中継、ANNGなど担当
・現在はフリーで音声コンテンツプロデューサー、ディレクター
りーまんのプロフィール⇒運営者情報
X(旧Twitter)⇒りーまん@ただの中卒
全12回の配信の内容を、それぞれ振り返っていきます。
【四千頭身・石橋の暗号資産勉強中】ポッドキャスト全12話の配信を振り返る
ポッドキャスト(番組名) | ビットカジノファン無料版 presents |
出演者 | 石橋遼大(四千頭身)
坂本梨紗(フリーアナウンサー) 金光碧(株式会社bitFlyer 事業戦略本部 部長) ※第6回からのご出演 |
配信局 | ニッポン放送 |
配信回数 | 全12回 |
ニッポン放送以外の配信先 | Spotify |
コンセプトは「いま注目の『暗号資産』を身近に感じてもらうため、一緒に学んでいきましょう!」という番組です。
パーソナリティの石橋さんと坂本アナは、暗号資産未経験者。
全く初心者の状態でこの番組をスタートさせました。
第1回「そもそも暗号資産って何?」
※再生すると音声が流れます
第1回目の配信は「そもそも暗号資産って何?」というところから。
暗号資産を取り扱ったことがない方にとっては、疑問ですよね?
第1回目のまとめ
・暗号資産は“実体のないデジタルマネー”で、円やドル、電子マネーとは違う
・暗号資産は、価格が変動する
・暗号資産で有名なのは『ビットコイン』と『イーサリアム』
・最初の暗号資産は、2009年に発行された『ビットコイン』
・ビットコインを発明したのは『サトシ・ナカモト』さんという方
第2回「暗号資産の使い方~暗号資産で出来ること」
第2回目は「暗号資産の使い方~暗号資産で出来ること」。
第2回目のまとめ
・暗号資産は、専門の『取引所』と『販売所』で交換することができる
・暗号資産でのトラブルを回避するためには、金融庁の認定を受けている取引所や販売所を選ぶことが大事
・暗号資産でショッピングができるお店が増えている
・暗号資産には『出来ること』と『出来ないこと』がある
第3回「暗号資産のセキュリティ」
第3回目は「暗号資産のセキュリティ」。
第3回目のまとめ
・暗号資産の流出事件は、取引所や販売所のセキュリティが甘かった
・暗号資産自体には『ブロックチェーン』という、とても優秀なセキュリティが存在する
・暗号資産には『みんなで監視する目』がある。これによって不正を防いでいる
第4回「暗号資産とブロックチェーン」
第4回目は「暗号資産とブロックチェーン」。
第4回目のまとめ
・非中央集権型の『ブロックチェーン』は、世界中で行われる取引を、一つの通帳にまとめたもの
・取引履歴が記録されたブロックが、チェーン(鎖)のようにつながっていくので『ブロックチェーン』と呼ばれている
・『ブロックチェーン』は、皆が同じブロックを共有することができるので『分散型台帳』とも呼ばれている
・暗号資産には専用の『ブロックチェーン』がある
・イーサリアムネットワークを利用する時には『ガス代』と呼ばれる取引手数料が発生する
第5回「暗号資産とマイニング」
第5回目は「暗号資産とマイニング」。
第5回目のまとめ
・『マイニング』とは取引データを、ブロックチェーンに保存する作業
・暗号資産の報酬を得る行為のことを『マイニング』と指す
・ビットコインは『マイニング』を行う『マイナー』がいるおかげで、ネットワークが保たれている
・多くの方が報酬を得るために『マイニング』に参加して監視する目が増えた
・ビットコインの発行上限は2100万ビットコイン。そのためマイニング報酬は4年ごとに半減する『半減期』というものが定められている
第6回「暗号資産、ここまでの復習」
第6回目は「暗号資産、ここまでの復習」。
この回から株式会社bitFlyer 金光碧さんが出演。
より初心者の方に向けて、わかりやすく解説をしていただきました。
第6回目のまとめ
・『暗号資産って何?』
・『暗号資産の仕組みは?』
・『暗号資産の安全性』
・『暗号資産とブロックチェーン』
・『暗号資産とマイニング』
第7回「暗号資産の種類とそれぞれの利便性」
第7回目は「暗号資産の種類とそれぞれの利便性」について。
第7回目のまとめ
・暗号資産の種類は1万近くの種類がある
・いちばん時価総額が大きのがビットコイン(BTC)、2番目がイーサリアム(ETH)
・イーサリアムはイーサリアムを利用した、別のコインを作ることができる
・リップル(XRP)は送金に特化したコイン
・詐欺が多いので要注意「絶対儲かる」は「絶対にウソ」
第8回「暗号資産、日本と海外での違い」
第8回目の配信は「暗号資産、日本と海外での違い」。
第8回目のまとめ
・アメリカでは4,000万人~5,000万人が暗号資産口座を保有。日本では600万人
・日本は世界でいちばん早く、国家単位で法律ができた国
・日本の暗号資産取引所の規制面は安全
・自国単位で暗号資産を禁止している国もある
・海外では規制が整備されれば、さらに暗号資産の流通は増えるはず
第9回「暗号資産とステーブルコイン」
第9回目は「暗号資産とステーブルコイン」。
ポイント
・ステーブルコインのタイプは、三つに分類することができる
①法定通貨担保型 ⇒ドルや円といった法定通貨を担保
②暗号資産(仮想通貨)担保型 ⇒特定の暗号資産(仮想通貨)を担保
③無担保型(アルゴリズム型)⇒通貨の供給量を調整することで、法定通貨と同様の値動きを目指す
・利用者が多いステーブルコインは、テザー(USDT)や、USDコイン(USDC)
・国内でステーブルコインを取り扱っている取引所は、bitFlyerではジパングコイン、GMOコインではDAIなど
・ステーブルコインは暗号資産ではなく、電子決済手段として定義されている
第10回「暗号資産とWeb3.0(ウェブスリー)」
第10回目は「暗号資産とWeb3.0」。
第10回目のまとめ
・Web3.0とは、次世代の分散型インターネット
・Web3.0では、ほとんど『暗号資産』が利用されている
・利用者が多いのがMetaMask(メタマスク)という暗号資産ウォレット
・MetaMaskの使い方と注意点
第11回「暗号資産とNFT(エヌエフティー)」
第11回目の配信は「暗号資産とNFT」。
第11回目のまとめ
・NFT(ノン・ファンジブル・トークン:非代替性トークンの略称)は、唯一無二の所有権を証明することができる
・自作のコンテンツを出品・販売することもできる
・『ふるさと納税』の返礼品を、NFTとして発行する地域もある
・新潟県長岡市山古志地域(旧山古志村)では『電子住民票』としてNFTを発行している
旧山古志村のNishikigoi NFTについては、以下のブログ記事で解説しています。
⇒世界初のデジタル住民証明書!新潟県旧山古志村のNishikigoi NFT購入方法
第12回「暗号資産とDAO(ダオ)」
第12回目は「暗号資産とDAO」。
第12回目のまとめ
・DAO(ダオ)とは分散型自立組織
・これからWeb3.0が本格化していく時代に、注目をされている組織形態
・立場や地位、物理的制約をこえて『想い』に共感したメンバーが集まっている
・DAOは分散化した組織なので『上司』『部下』といったヒエラルキーもない
・DAOは主にDiscordというアメリカ発のチャットアプリでやりとりしている
下記は配信の中で話題に挙がった山古志DAOについての記事です。
さらに深堀したい方は下記記事をご参照ください。
⇒bitFlyer社に山古志DAOデジタル村民として見学に行ってきた!
暗号資産投資を始める上で注意すること③選
ポッドキャスト内でも話題に挙がった暗号資産投資の注意点を取り上げます。
暗号資産投資を始める上で注意すること③選
- 暗号資産は法定通貨ではない
- 詐欺には充分に気をつけて!
- 暗号資産の交換は、金融庁の認可を受けた取引所・販売所で行う
①暗号資産は法定通貨ではない
まず暗号資産は法定通貨ではありません。
価格が変動することがありますので、ご注意ください。
取引によっては、投資金額を上回る損失が生じるリスクがあります。
取引内容を十分にご理解の上、ご自身の判断で取引をしてください。
②詐欺には充分に気を付けて!
最近ではSNSのDMなどで「口座を売ってほしい」「口座の名義を貸してほしい」などの事象が確認されているとのこと。
そしてポッドキャスト内ではbitFlyer金光さんは「絶対儲かる!は、絶対にウソ!」と解説されています。
アドレスさえ分かれば海外送金が可能な暗号資産。
2023年6月以降、各暗号資産取引所では『トラベルルール』が施工されています。
くわしいトラベルルールの概要については、下記のHPをご確認ください。
⇒トラベルルール等への対応に伴う暗号資産(仮想通貨)の外部送付における変更点(bitFlyer)
③暗号資産の交換は、金融庁の認可を受けた取引所・販売所で行う
暗号資産の交換は、金融庁の認可を受けた取引所で行いましょう。
また認可を受けている取引所や暗号資産に関するお問い合わせ、苦情相談などは、
『一般社団法人 日本暗号資産取引業協会(JVCEA)』のホームページをご確認ください。
まとめ:暗号資産を1から学ぶなら『四千頭身・石橋の暗号資産勉強中』を聴いてみよう!
改めて『四千頭身・石橋の暗号資産勉強中』全12話のテーマをまとめました。
配信されたテーマ
地上波ラジオ番組はもちろんですが、ポッドキャストでは初心者を対象にした暗号資産番組は少数。
本を読んだり動画を観たりするよりも、音声をくりかえし聴く方が、耳に残りやすい場合もあります。
『四千頭身・石橋の暗号資産勉強中』全12回の配信は終了しました。
暗号資産についての疑問があれば、それぞれのテーマを改めて聴いてみましょう。