コロナ過では改めて音声の価値が見直されました。
これから個人で始めるラジオ配信にも注目が集まり、音声で稼いでいく時代へと突入するのではないでしょうか。
個人でラジオ配信をやるなら、どんな配信アプリがあるのか?
ラジオ配信おすすめ④選
この記事を書いた人
りーまん
・中卒でラジオ制作会社に入社して10年勤務
・ワイド番組、スポーツ中継、ANNGなど担当
・現在はフリーで音声コンテンツプロデューサー、ディレクター
りーまんのプロフィール⇒運営者情報
X(旧Twitter)⇒りーまん@ただの中卒
この記事では「ラジオ配信で初心者におすすめのアプリ⑤選」について解説します。
なぜ映像ではなくラジオ配信が求められるのか?メリットを解説
ラジオ配信のメリット
- 「ながら聴き」ができる
- 制作コストがかからない
「ながら聴き」ができる
映像は目で見て理解をしなくてはならないので、作業の手が止まります。
ずっと映像を見ていると、目も疲れてきませんか?
しかし音声のみなら、作業をしながらでも聴くことができます。
きっと集中して聴いている方は少ないはずです。
車に乗っている時、夕食を作っている時、通勤電車で移動をしている時。
トレーニングをしている時なども「視覚や手足が奪われない」で「ながら聴き」ができるのが音声の特徴です。
ラジオ配信には制作コストがかからない
YouTubeでの動画配信には制作コストがかかります。
素人には動画編集も高いハードルに。
クオリティの高いものを撮るためには、機材もMacBook Proやカメラなど、それなりに制作コストを考えなければなりません。
しかしラジオ配信ではスマートフォンとマイクだけで音声配信ができます。
「スマホに向かって話をするだけ」
ラジオ配信は制作コストがかからないのが、メリットの一つでもあります。
ラジオのプロが教える「ラジオ配信で初心者におすすめのアプリ④選」
ラジオ配信おすすめ⑤選
①Voicy(ボイシー)
Voicyは審査制のラジオ配信アプリ。
個人がVoicyで配信するには、審査に通らないと配信することはできません。
現在ではパーソナリティがラジオ配信で、収益化ができる仕組みが整いつつあります。
ラジオ配信のみで年収1億円プレーヤーの誕生も、夢ではない未来が待っているのではないでしょうか。
発信者は企業による「スポンサー」、リスナーによる月額課金機能「プレミアムリスナー」も利用可能。
最近ではパーソナリティへの「差し入れ機能」も新たに追加されました。
「差し入れ」のオンライン化を実現!Voicyで、楽屋に挨拶へ行くかのように「差し入れ」をしてみませんか。 | Voicy
Voicy配信者には著名人の方も多くいます。
西野亮廣さんもVoicy配信をしているので、ぜひ一度聴いてみて参考にしてみてください。
⇒放送一覧 | キングコング西野「西野亮廣エンタメ研究所」/ Voicy - ボイスメディア
Voicyパーソナリティへの応募と合格するコツに関しては、以下の記事で解説しています。
⇒Voicyパーソナリティの審査は厳しい?7回目で合格するまでにやったこと - ラジオファイル
②stand.fm (スタンドエフエム)
stand.fmは「スタエフ」とも呼ばれるラジオ配信アプリ。
操作も簡単でBGMの操作もワンタッチ、操作性もシンプルです。
使い方が楽なのも、利用者にとっては始めやすい配信アプリ。
生放送ライブ中にリスナーからもらえる『投げ銭』によっても収益化をすることができます。
著名人ではロンドンブーツ1号2号の田村淳さんなどが配信しています。
③Spoon(スプーン)
Spoonのユーザーは「スプナー」と呼ばれるほど、日本では定着してきています。
特徴は配信だけでなくCAST(キャスト)と呼ばれる録音された音声を聞く機能など。
TALK(トーク)というお題を提供して、録音コンテンツの募集をすることもできるラジオ配信アプリ。
収益化などのマネタイズ手法としては、リスナーから課金アイテムをもらえば換金することができます。
人気配信者は「Spoon」のみで生計を立てている方も。
④Radiotalk(ラジオトーク)
1タップで簡単に、いつでもどこでも音声配信できるのがRadiotalk(ラジオトーク)。
X(旧Twitter)連携はもちろん、Web埋め込みにも対応しています。
リモートゲストを招待して収録することも可能。
地震のブログの中でも再生ができるので、マネタイズも広がります。
スマホを機種変更したときの引き継ぎもOK。
個人でのラジオ配信で注意するポイント③選
注意ポイント③選
- ①早口で話をしない
- ②配信時間は20分程度の1テーマを目安に
- ③配信する要点を事前にまとめておく
①早口で話をしない
話が早口になって「何をしゃべっているのか?」こういった配信者の方、実はいっぱいいます。
ラジオ配信の機能で、倍速モードが設定されているアプリもあります。
倍速で聴いている方にとっては、ものすごい早口で聴こえるケースも。
特にオープニングで自己紹介をしているときはご注意ください。
「自己紹介や定型文ほど早口」で話してしまうケースが多いです。
『ながら聴き』されているとはいえ、伝わらなければ意味がありません。
②配信時間は20分程度の1テーマを目安に
あまりにも短すぎる配信は避けてください。次回からリピートされにくくなります。
オープニングを聴いてもらえれば、完聴率が一気に高くなるのがラジオ配信。
配信時間も重要で、話をするボリュームが多い場合は長く話をしても問題ありません。
しかしあまりにも長すぎると、配信をしている方もまとまりがなくなり、伝えたいことがぼやけます。
なので1回の配信では、20分程度の1テーマを目安に配信していきましょう。
③配信する要点を事前にまとめておく
配信を始めてからテーマを考えてしまうと、何を伝えたいのかがボヤけてしまいます。
せめて以下の③点はあらかじめ決めて配信をしましょう。
・テーマ
・話をする順番
・まとめ
きょうはどんなを話すのか?を、オープニングで明確に伝える、とスムーズに話ができます。
話をする順番も箇条書きにしておけば、聴いている方もより分かりやすく聴けるように。
部屋の中からの配信であれば、冷蔵庫や換気扇、テレビなどの音にも注意しましょう。
マイクから音を拾ってしまいます。
まとめ:ラジオ配信を始めるなら今からでもまだ間に合う!音声版YouTuberに!
改めてまとめです。
ラジオ配信のメリット
- 「ながら聴き」ができる
- 制作コストがかからない
ラジオ配信おすすめ④選
注意ポイント③選
- ①早口で話をしない
- ②配信時間は20分程度の1テーマを目安に
- ③配信する要点を事前にまとめておく
副業としてラジオ配信で収益化をするには、まだまだモデルケースが少ないです。
しかしラジオ配信は手軽に始められます。
マネタイズ方法なども多岐に渡るので、今から始めて先行者有利な状況を作るのは大事。
ラジオ配信の始め方としては『stand.fm』や『Spoon』で始めるのが手頃でおすすめです。
『Voicy』は配信アプリの中でも規模も大きくて魅力的ですが、審査があるので受からない限りは始めることができません。
無料でシンプルな操作を覚えつつ、初心者でも継続できそうなのが『stand.fm』と『Spoon』。
ぜひラジオ配信を始めて、副業として収益化を目指してみて下さい。
プロ並みのポッドキャスト配信をしたい方は、下記記事をお読みください。
必要な機材について解説しています。
⇒【音声配信】個人でプロ並みのポッドキャスト配信ができる機材5選 - ラジオファイル