実際に送ってみた方も多いのではないでしょうか。
ネタを投稿するハガキ職人という言葉が生まれるくらい、ラジオとは切っても切れない関係です。
実際にハガキ職人から放送作家になった方々もいます。
では実際に番組で採用されて、読んでもらうにはどうすればいいのでしょうか?
結論、採用の確率をアップさせる方法は、放送前にメールを送ることです。
この記事を書いた人
りーまん
・中卒でラジオ制作会社に入社して10年勤務
・ワイド番組、スポーツ中継、ANNGなど担当
・現在はフリーで音声コンテンツプロデューサー、ディレクター
りーまんのプロフィール⇒運営者情報
X(旧Twitter)⇒りーまん@ただの中卒
「なぜ放送前にメールを送ると採用されやすいのか?」を解説していきます。
ラジオ番組に投稿するのはX(旧Twitter)ではなく、メールを送った方がいい理由
メールを送った方がいい理由
- メールは匿名性が高いので悩みや思いを打ち明けやすい
- 個人情報を記入しているので、プレゼントが当てやすい
メールは匿名性が高いので悩みや思いを打ち明けやすい
生放送と親和性も高く、番組では取り上げやすいのがX(旧Twitter)。
慣れているパーソナリティなら、自分のスマホからタイムラインを追って読み上げます。
しかし作家がいる番組は、取り上げて良い投稿なのかどうかを、作家がフィルターをかけます。
残念ながらX(旧Twitter)には文字数に限りがあるため、意味が伝わらない場合も。
メールなら事前にフィルターをかけることもできますし、内容を吟味できます。
メールは匿名性があるため、悩みを打ち明ける方が多いのが特徴。
個人情報を記入しているので、プレゼントが当てやすい
SNSの場合はプレゼントの当選者にしようとすると、DMを送って個人情報を聞く必要があります。
スタッフは忙しいので、手間がかからない方法を選んでしまいがち。
すると必然的に、個人情報が記入されてあるメールから、当選者を選ぶ傾向に。
放送中に当選者を発表しない場合では、番組終了前にメールを送ると当選確率がアップします。
⇒番組プレゼントに応募して、当選率がアップするメールの書き方とは? - ラジオファイル
ラジオ番組に投稿したメールが採用されるコツ
メールが採用されるコツ
- 番組テーマに沿った内容のメールを送っている
- 放送前にメールを送っている
番組テーマに沿った内容のメールを送っている
番組では事前にその日のテーマを決めているので、テーマに沿ったメールをチェック。
テーマに対してのエピソードなどを取り上げます。
放送前にメールを送っている
実はこれがいちばん採用される確率が高いです。
生放送では様々な段取りもありますし、たとえ放送中に素晴らしいメールを送っても見逃される場合も。
しかし放送前ならしっかりと吟味できますし、時間もあります。
メールを放送中のどのゾーンで紹介するか?といった組み立ても可能になってくるからです。
ラジオ番組に投稿されたメールの選び方
投稿されたメールの選び方
- 放送作家がピックアップ
- ディレクターと作家が協議して読むメールを決める
- パーソナリティ自身が投稿されたメールを採用する
放送作家がピックアップ
ラジオ番組には専用のメールアドレスがあります。
送られてきたメールの中から、テーマに合いそうなメールを作家がピックアップ。
毎回同じ人のメールを読まないようようにはしています。
しかしそれでも面白くて採用してしまうメールが『ハガキ職人』と言われる方々の投稿。
いつしかパーソナリティにラジオネームも覚えられて、実際に仕事をするようになったケースもあります。
あわせて読みたい
ディレクターと作家が協議して読むメールを決める
作家がピックアップしたメールを元にディレクターと協議します。
読む優先順位と、どのゾーンで読むかを、作家と打ち合わせをして放送前に準備をしておきます。
パーソナリティ自身が投稿されたメールを採用する
放送前の早い時間に放送局に入って、すべてのメールに目を通して選ぶパーソナリティもいます。
実はあなたが聴いているラジオ番組も、パーソナリティが採用しているかもしれません。
リスナーと距離が近いのがラジオの魅力です。
結論:ラジオ番組にメールを送って採用される確率が高いのは放送前
改めてまとめです。
メールを送った方がいい理由
- メールは匿名性が高いので悩みや思いを打ち明けやすい
- 個人情報を記入しているので、プレゼントが当てやすい
メールが採用されるコツ
- 番組テーマに沿った内容のメールを送っている
- 放送前にメールを送っている
投稿されたメールの選び方
- 放送作家がピックアップ
- ディレクターと作家が協議して読むメールを決める
- パーソナリティ自身が投稿されたメールを採用する
スタッフは番組ホームページや、SNSでもメールの呼び込みをしています。
その際、いちばん最初に送られてきたメールから目を通します。
あまりメールが送られてこない番組では、グッと採用率も高くなる傾向に。
逆に読むメールが決まらないとスタッフは焦ります。
放送中にどんなに素晴らしいメールが来ても、事前に保険をかけておきたいですしね。
ラジオ番組にメールを送って採用される確率を高くするには、放送前に早めに送る!
これに尽きると思います。