ラジオ制作

ラジオディレクターになる方法とフリーランスになるまでのロードマップ

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プロのラジオディレクターになるにはどうしたらいいの?

 

大手ラジオ局に入社するには、一般的な就職活動と同じ流れで入社します。

 

しかしラジオ局は会社員なので異動もあります。

制作希望で番組制作が出来たとしても、3年経ったら営業へ異動などはよくあるケース。

 

ラジオ放送局では希望通り制作ができるとは限りません。

 

ずっとラジオ制作を続けたい場合は「ラジオ制作会社」へ入社しましょう。

 

この記事を読んだ方が良い方

  • ラジオディレクターを目指している方
  • 制作会社にラジオディレクターとして入社したい方
  • フリーのラジオディレクターになって稼ぎたい方

 

この記事を書いた人

radio-leaman-pc

りーまん

・中卒でラジオ制作会社に入社して10年勤務

・ワイド番組、スポーツ中継、ANNGなど担当

・現在はフリーで音声コンテンツプロデューサー、ディレクター

りーまんのプロフィール⇒運営者情報

X(旧Twitter)⇒りーまん@ただの中卒

 

この記事では「ラジオディレクターになる方法と、フリーランスになるまでのロードマップ」について解説しています。

 

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ラジオディレクターが向いている人は?③つの傾向を解説

 

以下3つの傾向がある方は、ラジオディレクターの仕事が向いています。

 

③つの傾向

①コミュニケーション能力がある人

②趣味の分野が広い人

③常に企画を考えている人

 

①コミュニケーション能力がある人

コミュニケーション能力がある方は仕事ができます。

 

ラジオ番組は毎日、様々な方に出会います。

コミュニケーション能力は必須。

 

番組を盛り上げられる雰囲気を作れる方は、ラジオ制作の仕事に向いています。

 

②趣味の分野が広い人

趣味の分野が広い方は、色々なことにアンテナを張っている人。

 

情報番組では様々な話題を取りあげるので、知らないより知っていた方が良いのは間違いありません。

ラジオディレクターに求められるのは「万能型」の人です。

 

③常に企画を考えている人

アイデアを出すことが苦手な方は、ラジオの仕事は苦痛だと思います。

 

番組ではスタッフのミーティングも毎週のように行われるので、日々のアイデア出しは必須。

常に「ネタ」を探している人はアイデア出しに困りません。

 

ラジオディレクターに特別なスキルは必要ありません。

 

くわしくは下記ページをお読みください。

ラジオディレクターの仕事が向いている人・持っていた方が良いスキル - ラジオファイル (conohawing.com)

 

ラジオ制作会社に入社するための③つの方法

 

ラジオ制作会社へと入社するには③つの方法があります。

 

制作会社のホームページで募集している時もありますが、これはタイミング次第。

 

ラジオ制作会社へ入社するには

①専門学校を経てラジオディレクターを目指す

②大学の放送研究会やサークルへ入ってラジオディレクターを目指す

③放送局でアルバイトをしてラジオディレクターを目指す

 

①専門学校を経てラジオディレクターを目指す

東放学園のような放送系専門学校から、制作会社に入社するケース。

卒業生も数多くいるため、独自のコネクションも。

 

卒業生のディレクターが、学生を多く引き連れ放送局を案内している光景もよく見かけます。

 

②大学の放送研究会やサークルへ入ってラジオディレクターを目指す

アナウンサーの場合は大学の放送研究会出身がほとんど。

大学ではサークルの中で「ラジオ番組アルバイト募集」の貼り紙を目にすることもあります。

 

実際に大学の放送系サークルから、制作会社に入社した方も多くいます。

 

③放送局でアルバイトをしてラジオディレクターを目指す

いちばんオススメするのは「放送局でアルバイトをしてラジオディレクター」を目指す方法。

 

求人サイトでも放送局のアルバイトを募集している時期があるので、すべて登録しておきましょう。

運がよければ、ラジオ制作会社の求人を見つけることもできます。

 

実際にラジオ局のアルバイトから制作会社のディレクターになった方も数多くいます。

 

現場スタッフとの人脈ができるのが強み!

 

紹介してくれるチャンスも無数にあります。

 

さらに詳しい情報は下記の記事をお読みください。

制作会社のラジオディレクターになる3つの方法。資格は?学歴は?求人は? - ラジオファイル (conohawing.com)

 

ラジオ制作会社ディレクターの仕事内容と年収

 

実際にアルバイト等を経て、あなたはラジオ制作会社に入社することができました。

しかし年収はお世辞にも高いとは言えません。

入社時の年収は300万円前後。

 

まず最初は仕事を覚えなければいけないので、AD(アシスタントディクレター)としてスタートします。

ADとはディレクターのサポート役。

 

番組パーソナリティ・ミキサー・放送作家・その他パーソナリティのマネジメント事務所などと、お仕事をしていくことになります。

 

ラジオADの仕事内容

・放送用の音源素材の準備

・キューシートや台本のチェック

・放送にまつわる予約と準備

・番組ホームページとSNSの更新

・番組会議への参加

 

ADのくわしい仕事内容は下記ページにまとめてありますので、こちらをご確認ください。

ラジオ制作会社AD(アシスタントディレクター)の仕事内容と給料はいくら? - ラジオファイル (conohawing.com)

 

ラジオディレクターの1日のスケジュールと仕事内容

 

ラジオ制作の現場でADとして仕事を覚え、ディレクターとしてキューを振るチャンスがやってきました。

では、ディレクターのスケジュールや仕事内容には、ADとどんな違いがあるのでしょうか?

 

ディレクターの仕事内容

生放送入りは最低2時間前

担当する番組本数によって変動

打ち合わせや企画会議

キューシート作成と選曲

収録番組の編集や完パケ

逐一メールのチェックは欠かさない

事務的な作業も意外に多い

 

ADとそこまで大きく変わるわけではありません。

 

しかし番組進行や演出は、全てディレクターに決定権があります!

 

くわしくは下記ページをお読みください。

ラジオディレクターが教える1日の仕事のスケジュールと流れ - ラジオファイル (conohawing.com)

 

ディレクターは放送作家と番組の打ち合わせをして、キューシートに落としこんでいく作業があります。

キューシートとはいわば番組の進行表。

羅針盤でもあります。

 

ラジオ番組は進行表のキューシートと、作家の書く台本があって進行していきます。

生放送の進行やキューシートの書き方については下記記事もご参照ください。

 

 

ラジオディレクターを経験したあとのキャリアアップは?

 

制作会社ではADからディレクターへと転身をして数年すると、ワイド番組のチーフディレクターを任されるケースも。

チーフディレクターとは各曜日を担当するディレクターをまとめるチーフという意味。

 

チーフディレクターの仕事内容や役割などは下記記事をご参照ください。

ラジオ番組でのチーフディレクターの仕事と役割とは? - ラジオファイル (conohawing.com)

 

また、低予算の番組ではディレクターが作家の代わりに台本も書く場合があります。

 

中には作家の方が楽しくなり、放送作家へと転身するケースや兼任するディレクターも。

 

何でもできるのが制作会社の強みでもあります。

制作会社のラジオディレクターが放送作家にもなれる3つの理由 - ラジオファイル (conohawing.com)

 

制作会社のディレクターがプロデューサーになるにはどうしたらいいのか。

残念ながらプロデューサーは局の社員が担当することがほとんどです。

プロデューサーとディレクターと放送作家の違いと役割 - ラジオファイル (conohawing.com)

 

ラジオ制作会社のディレクターからフリーランスへ

 

制作会社のラジオディレクターとして経験を積んでいくと、独立したくなります。

なぜならコンプライアンスを気にせず、やりたいことがやれるから。

 

制作会社社員としての年収は必ず頭打ちになります。

 

ラジオ業界の今後を考えると、制作費が下がることはあっても上がることはないでしょう。

制作会社のラジオディレクターの年収はいくら?今後のキャリアアップは? - ラジオファイル (conohawing.com)

 

フリーランスのラジオディレクターになるのも一つの道。

 

ラジオ制作のスキルを持ち合わせたラジオディレクターは、ポッドキャスト制作代行業をすることも。

 

以下は、ぼくがプロデュースと台本を書いていたチャンネルです。

【四千頭身・石橋の暗号資産勉強中】ポッドキャスト全12回配信まとめ - ラジオファイル

 

まとめ:ラジオディレクターは音声配信の開拓者へ

 

今後も音声配信の市場がさらに拡大していくと思います。

 

スマートスピーカーや、ワイヤレスイヤフォンも普及しました。

音声市場拡大のための、デバイスが定着。

 

個人でも音声配信のチャンネルを持つ時代です!

 

テレビもラジオもコンプライアンスや広告収入が厳しくなり、デジタルの世界で活動をしていくのは当然のこと。

 

これから「音声配信市場」の開拓者がどんどん増えてきます。

 

まずは「ラジオ制作会社」で経験を積んでみましょう。

 

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